GJ部2
噛み癖がある強引ぐマイウェイな部長・天使真央、ゲームの天才・紫苑、部長の妹であり天使の心を持つ恵、いつもお肉を食べている不思議なおねえさん・綺羅々、そしてGJ部に引き込まれた無個性主人公・四之宮京夜ことキョロ達の日常の1コマ。
過去のGJ部の部長さんの話やら、GJ部の活動の一端が見えたりしつつも、基本は1巻と変わらない4コマ的日常。ただし季節は夏。本来は、シナリオがガッチリしてる方が好みなんだけど、すらすら読めるこの作品が地味に好きになってきた自分がいる。
そうそう、前の巻の感想では、キョロのことを散々「無個性」だと表現したような気がするけど、若干訂正させてもらう。この子は、とっても可哀想な子でもあった。
女の子達の夢をちょっとからかったら、何倍にもなってからかい返され、最後に言われた言葉があまりにも男殺しで、それに笑いながらも、冷静に考えると不憫な子だった。GJ部内の「キョロに対しては、みんなあるレベルの好意をもっている」というその好意は、予想以上にどこまでも果てがなさそうだなあ……。これ以上、好感度が上がらない状況で、のほほんと過ごせるキョロが大物にみえてきた。
やっぱりキャラ的には、紫苑さんが好きで、天才だけど、常識においてはひどく無知というそのギャップが可愛らしい。女の子の夢をキョロに指摘された時に、難しい言葉を使って、何とか逃げようとしたり、キョロが男だということを不意に実感してしまって赤くなったりと一々動作がたまらないんだよな、もう! GJ部内で、お嫁さんに貰うなら絶対に紫苑さんがいい。パーフェクトにみえるけれど、ズボラな奥さんって燃えませんか、男性の皆さん!? あ、でも現実的には恵ちゃんとかが奥さんの方が、大分楽そうですけど。その辺どうなんでしょう。
がっかりだったのが、せっかくの夏合宿が「こういうことがあったよねー」と語りだけで終わってしまったこと。中々興味深いエピソードだったから、是非詳しく読んでみたかったんだけど。
次の巻は秋だそうです。キョロじゃないけど、このシリーズも一定以上の人気が出なさそうですが(ごめんなさい。でも、それでいいと思う)、完結まで追いかけていきたいですね。
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GJ部(グッジョぶ)2 (ガガガ文庫) 著者:新木 伸 |
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