ラノベ部
著者 平坂読
価格 580円(税別)
軽小説部へいらっしゃい♪
あらすじ
物部文香は、いつも眠そうな顔をしていることと、微妙に天然(本人に自覚なし)なことを除けばごくごく普通の高校一年生だった。
「必ずどこかの部活に所属しなければならない」という学校のきまりの元、初めは自身の苦手科目、国語を克服する為、またのんびりとやれればいいなあという思考で「文学部」を選択するが、読みがはずれて文学部は存在しなかった。
ではどうしよう、と放課後、部活を決めるため、うろうろしていた文香に一人の少女が声をかける。
「あなた、タイが曲がっていてよ」
その少女の名は浅羽美咲――軽小説部の部長だった。
彼女との出会いが文香を変える――? というわけで、ほのぼのラノベ部の日常物語がスタートです。
感想
文香がラノベと漫画とか18禁BLとか(笑)に、段々染まる姿は、なんとなく過去の自分を思い出す。思えば詩歌の18禁BLは……あはは。
まあ、それはともかく。 個性溢れるラノベ部はいいね! 詩歌の学校にもこういう面白い部活があったらいいのに。個人的には文香と竹田先輩の間柄というか距離感が好き。もっと言うと、それに暦ちゃんが微妙に嫉妬を覚えるのも好き。これからもどうぞ無自覚微百合でいてください。
あと、綾先輩くらい堂々とした腐女子もいっそ清清しい。これからは理科と数学が好きになれそうです、ありがとうございました。この話は一人のキャラに凄くのめり込むことはなかったけど、相対的に皆おもしろかった。
話全体もここが!というシーンは無いのだけど、緩いペースでさくさく読み進められます。時折、文香がラノベを迷うシーンとかで共感したり……と飽きはさせないし、うーん、やっぱり独特な魅力がある。
惜しむらくはその時期かな。正直、「生徒会の一存」の前に出されればもう少し引けたのだろうけど、後となるとどうも薄れる。あ、パクリとかそういう事じゃなくて「同ベクトルでインパクト強烈」みたいなことを言いたいわけです。この微妙な違いを分かって欲しい。
総合的に言えば、面白いけど、もうひとふんばり欲しい。次作を期待したいです。
まとめ
★★★☆☆
正確に言えば、3.8くらいで限りなく4に近いのですが、まだ溝がある感じ。
あと少し、頑張って欲しいです。
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